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陰翳の煌き

チャボ 救出!

夕方 外出していたら携帯が鳴った。
家で留守番していた娘(16歳)からだった。

娘 「チャボは全部で何羽?」

私 「8羽だと思うけど・・」

娘 「あ、それなら大丈夫かな? モモが吠えるから 猫でもいるかと来てみたけど・・」

我が家ではチャボは放し飼いにしている。
寝るのは梅の木、昼間は餌を求めて広い敷地を あっち行ったりこっち来たり・・。

娘 「まだモモが吠えてる・・!」

私 「どこかにまだいるかも。  ところで、爺ちゃんチャボは?」

爺ちゃんチャボとは、昔ボスだった雄鶏のことで、世代交代の戦いに敗れ血だらけになっていたのを
またやられないよう 現在他のチャボと分けて1羽だけ小屋の中で飼っている。

娘 「あーっ!! 蛇が、、、   巻きついてるっ!」



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帰ったら 娘は蚊に食われながら 鶏小屋の前に立っていた。
小屋の中を見ると、爺ちゃんチャボは無事だった。

娘 「小屋を覗いたら横になったチャボの脚だけが見えてて、よくみたら蛇がグルグル・・!」
それで このままでは死んでしまうと、娘が棒を持って蛇と格闘したところ、いつのまにか小屋からいなくなったとのこと。

すぐにモモを紐から外して蛇を探させたけれど、すでに草むらかどこかに去って行ってしまったあとだった。

自分も以前 大きなアオダイショウと棒で悪戦苦闘したことがあるが、心臓がパクパク・・!
細い棒だったので 折れたりして結構 恐かったのを覚えている。

よく勇気を出して闘った!と娘をしっかり称えてやった。



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「コケッコー!」

最近 チャボたちはどこで卵を産んでいるかわからない。
草むらで産んでいることもあるから、それを狙って蛇が寄ってくるのだ。
チャボの卵は 小ぶりだけれど白身が少なく、黄身が大きいのでとても美味しい。

といことは、蛇にとっては呑みやすくて美味しい!
もしかしたら それが蛇たちの間で口コミで拡がっているのかもしれない。

蛇はネズミなどから家を護る。
よく考えれば、24時間 家の周りで警備してくれてるようなもの、、。
だから今はもう殺したりはしない。
見つけたら浮島さんの水に帰してやるだけ、、。


「モモ、チャボたちをしっかり護ってね!」



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by ukishimakan | 2012-08-28 10:18 | 自然