陰翳の煌き

天井画「龍図」 復元

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 先月の続き・・

照明を横からあて僅かに盛り上がった線の痕跡を拾っていく。 
線の跡なのかキズなのか判らないところは、やや細めで自信のない線で描く。



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        左側




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        右側




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極薄の雁皮(がんぴ)紙で写し取る。



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別紙に写し取ったものを基に下図を制作する。 
形を補っていった後、元の痕跡の線描の印象に近づけていく。



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鉋を掛けてもらい綺麗になった板。今ではこのような広い板に鉋を掛けられる腕の立つ大工は少ないようだ。
これからここに描いていくことになる。



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大工は「こん中に龍が入っとる!」と言って鉋の削りかすの入った袋をくれた。
本当、確かにそうだ!

完成図→
こちら
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by ukishimakan | 2012-08-30 19:38 | 文化財 | Trackback | Comments(0)
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