陰翳の煌き

益城町復興祈念『観音絵馬・巡礼の旅』展

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〇会期 2017年5月2日(火)~7月30日(日) 8:30~17:00(月曜休館)
〇会場 益城町交流情報センター《ミナテラス》→こちら
〇主催 益城町・益城町教育委員会  


平成28年4月、熊本地震で震度7を二度記録した益城町に於いて、修復復元の途中
にあった33枚の大型絵馬・押絵『西国三十三所観世音霊験記』(通称:観音絵馬)。
完成を目前に控え被災したその絵馬は、もっとも被害が大きかった地区にありなが
ら、奇跡的にほとんど無傷の状態で救出され、その後、無事に修復作業を終えるこ
とが出来ました。
熊本地震から一年。この度、益城町復興祈念『観音絵馬・巡礼の旅』展として鎮魂
と慰霊の思いを重ね、開催いたします。

この「観音絵馬」(68×98cm)は、押絵作家・深浦春をはじめとする、熊本出身の
3人の女性の手により、明治42年から約5年の歳月をかけて制作されました。
その後、約20年間にわたる全国巡回の後、熊本に戻った作品群は、有志により建立
された観音絵馬堂に収められ、深浦家によって代々守り受け継がれてきました。

しかし、100年の時を経て傷みも激しく、本作の制作に関わった女性たちと益城町
との繋がりや、町内に所在する三十三ヶ所の観音堂や地蔵堂を併せた観光振興普及を
願い、益城町がその受け入れを引き継ぐことになりました。益城町はこの「観音絵馬」
33枚を、町の〝新たな文化財〟として位置づけ、平成26年度より修復・復元事業を
スタートさせました。


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幾度の風水害、戦災を逃れ、様々な困難や混乱の中、人々の祈りや思いの対象として
その役目を担ってきた「観音絵馬」。修復・復元により美しく甦った今、これまでこの
作品群が辿った歴史的背景と、熊本地震を経て、これから復興に向かう益城町の姿とを
重ね、再び人々の〝心の復興のシンボル〟としての役割を担うことを願い、ご案内申し
あげます。

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by ukishimakan | 2017-04-26 15:15 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
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