虚鐸 kyotaku
虚空先生は 残念ながら6年前に他界された。
熊本日日新聞では 新生面に “風狂の人”が亡くなった・・と記事になった。
京町の先生のお宅に 毎週お邪魔し 稽古してもらった。
稽古といっても 竹を吹く時間より お茶を飲みながらの雑談が多かった。
先生は晩年 「毎日が 正月のように 初日の出を見る気分で生きている・・」
と言われていた。
先生の言葉のなかには たくさんの学ぶべきものがあった。
私にとって 虚空先生の存在は 奇跡に近いものだった。
虚鐸ソロのCDは重厚な音が 響く。
アルバムの写真は熊本城にて 田中栄一氏によって撮影された。
創始者・西村虚空氏のお膝元・熊本でさえ 知る人は けっして多くはない。
船場橋・文林堂前の狸像
下から水が出るように仕掛けがしてあった
by ukishimakan
| 2008-07-29 13:58
| 虚鐸