陰翳の煌き

カテゴリ:虚鐸( 29 )

「虚空」 西村虚空



虚空先生は大正4年生まれ・・。
西暦でいうと1915年なので再来年は生誕100年になる。

熊本城にほど近い先生のご自宅にお伺いしていたのが懐かしい。
写真はお城の石垣の前で撮影されたもの。
この録音は、先生ご自身は「余所行きのような演奏だ‥」と言っておられたが、竹林を吹き抜ける風のような素晴らしい演奏である。
このような音源が残っていたのは大変有り難いことである。

何と浮島館も同じく大正4年に建てられたものなので、一緒に生誕100年のお祝いが出来るといいのだけれど・・。

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by ukishimakan | 2013-10-26 08:50 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

本妙寺桜灯籠2011~大震災追悼演奏

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前回 あまり観て回ることができなかったので 今年はじっくり見物。
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揺らぐ灯籠の光に導かれるように ゆっくり進む。
しかし 灯籠を眺めながら歩いて行くうちに そこにあまりにも人の意図が感じられ過ぎ
だんだん光よりも むしろ闇の美しさに惹かれるようになっていく・・



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こちらは法皇閣。
私の演奏は ここからもう少し上がった拝殿。



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法皇閣内部
蝋燭の光に包まれた仏像と空間がおのずと信仰心を呼び覚ます・・



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虚鐸による東日本大震災追悼演奏は 浄池廟拝殿にて7時から始まった。
虚流先生も虚皓さんも他に予定が入り 私ひとりで吹くこととなった。

曲は 京調子~大和調子~一二三調~虚鈴~阿字観など、、
外の音が拝殿内に響かないよう戸を閉めていたせいか 中で聴くより外から
ガラス越しに覗く人の方が多かった。

虚鐸は本来 生の音がいいのだけれども この場ではマイクを使用して音を増幅し
外でも虚鐸の音が聴けるようにした方がよかったかもしれない。

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by ukishimakan | 2011-04-02 00:55 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

虚鐸 東日本大震災追悼演奏

b0152027_0383231.jpg虚鐸 東日本大震災追悼演奏
〇日時 3月26日(土)  午後7時~
〇場所 本妙寺 浄池廟拝殿にて
     ・演奏  西村虚流/白土虚皓/大塚虚瑛
   

桜灯籠のなか 東日本大震災で亡くなられた方々への追悼の意を込めて演奏致します。


前回の本妙寺桜灯籠
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by ukishimakan | 2011-03-16 00:26 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

高森湧水トンネル


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ドイツから虚鐸を学びに来られたザビネさんと南阿蘇を観光した。
この暑い夏 高森湧水トンネル内は 17℃と嬉しい涼しさ。
虚鐸が吹けないかと思って行くが なんと中では演歌が流れていた・・。


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特殊ストロボを利用した「ウォーターパール」
一本の流水が真珠のような水玉となり 時には止まり 時には逆流するという不思議なイリユージョン。

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by ukishimakan | 2010-08-10 00:50 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

現代美術館にて・・

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虚鐸は単なる楽器とは違うので 今は亡き五人の日本画家に捧げる・・というカタチで 会場内で演奏することにした。

田中一村の屏風の前に5人並び 一緒に吹き始め 後半はソロ演奏を入れたりしながら 3ステージが無事に終わった。
曲は 「蒼影」「虚空」大和調子」「ショウ」などゆっくりしたものを選曲。 
笛の音が日本画の並ぶ空間に柔らかく響き 吹き終わった後 清清しい気持ちになった。

熊本市現代美術館→虚鐸の演奏会

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by ukishimakan | 2009-11-26 22:30 | 虚鐸 | Trackback | Comments(2)

虚鐸演奏のお知らせ

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虚鐸の演奏会が催されます。
作品展示会場内での演奏です。是非 聴きに来られてください。

〇場所  熊本市現代美術館「九州ゆかりの日本画家たち」 会場内
〇とき  2009年11月21日(土) 11時~、13時~、14時~ (各10分)

熊本市現代美術館→ミュージックウェーブ
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by ukishimakan | 2009-11-18 17:17 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

虚鐸のこと・・

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『虚鐸のこと』 始めました。
本当の虚鐸のこと 少しずつ発信していけたらと思い 以前この「陰翳の煌き」で書いたことを基に
まとめてみました。虚鐸と虚空先生に関して思いつくことや現在の状況などを伝えたいと思います。

どんどん更新していくというものではありませんが、今後少しずつ付け加えていきます。
よかったら ときどき 覗いてみてくださいね! 

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by ukishimakan | 2009-08-24 22:33 | 虚鐸 | Trackback | Comments(4)

本妙寺桜灯籠

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加藤清正の菩提寺・本妙寺で 夜桜と灯りを楽しむ「本妙寺桜灯籠(はなとうろう)」が開催された。
参道には和紙灯籠や竹に和紙を巻いた吊灯籠など数千個が灯され
各寺院では 合唱やフルート・ギター演奏などがあり幻想的な雰囲気となった。




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私の演奏は 住職がお茶など嗜まれる「智運院」という清々しい感じのするお寺・・。
いつものように鹿曼荼羅の作品を背後に飾り 暗くなりかけた夕闇の頃から虚鐸を吹き始める。


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子供からお年寄り・外国人などたくさんの方々に聴いてもらい
虚鐸を理解されない方もいたかもしれないが 多くの方からお礼を言われ嬉しくなる。

すぐ向かいのお寺での演奏がスピーカーを使用していたため 虚鐸の微妙な音がかき消され
そちらの演奏が終わった9時過ぎくらいからやっと虚鐸らしい音と空間となった。

今回は 自分の表現したい音が最後の一瞬出すことが出来て 何となくその満足感のようなものが今も残っている。

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by ukishimakan | 2009-03-30 10:24 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

WALTZ  『あい・こころ コンサート』

WALTZ  『あい・こころ コンサート』
〇とき   2008年12月23日(火)  午後1時30分~3時30分
〇ところ  ギャラリー 蔵   (和水町・三加和温泉となり)
                ・チケット ¥1,500

「WALTZ」サチコさんとテツさん お二人による日本歌曲・童謡など 想い出に残る歌のコンサートです。
現在 ギャラリーとなっている古い蔵での演奏 。このなかで特別出演ということで虚鐸を吹くことになっています。
虚鐸は童謡と全く違う世界なので 童謡を聴きに来られた方にどう受け入れてもらえるか ちょっと不安・・。でもシンセサイザーには合いそう。
お近くの方は 是非お出掛けください!
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by ukishimakan | 2008-12-19 03:07 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)

アンダースのこと

アンダース(虚影さん)は コペンハーゲンで 虚鐸を教えている。
50人を超えるお弟子さんを持ち デンマークで虚鐸の中心的存在である。

彼らが来日する少し前に虚流先生の誕生日は過ぎていた。
しかし ある日の稽古のあと ケーキの材料を持ってきたからと デンマーク風のフルーツケーキを作り始め たちまち誕生会となった。

アンダースから虚流先生にバースデープレゼント!
蓋をあけると 中に靴下と岩塩が入っている。

どうして岩塩だろう?と思っていたところ 突然アンダースが 腰掛けている虚流先生の足元に 湯の入った桶を抱えてきたのである。
その湯に岩塩を入れて溶かし 丁寧に虚流先生のズボンの裾をまくり上げて 靴下をいきなり脱がせはじめた 。

そう!足湯だ。

彼は虚流先生の足を 湯のなかで両手でゆっくり時間をかけてマッサージするように洗っている。虚流先生は嬉しそうだが 実は前日 右足親指の爪を剥がしてしまい かなり痛いのを我慢しながら微妙な表情…。

暫くして 片足ずつ布で丁寧に拭き そしてプレゼントの新しい靴下を履かせたのである。
彼が言うには「デンマークではその拭いた布は捨てることになっている」そうだ。



この二週間、アンダースは 私に多くのメッセージを送ってきた。
虚鐸や作品・家族のことなどいろいろである。

私と彼は年齢もひとつ違いくらいで 結婚したのは彼が早く 家庭のことまでも助言してくれる。

「虚瑛さんは 何で虚鐸を教えてない?」とか・・

「クリスチャンが今度ブラジルで個展をする…。 虚瑛さんの場合 “作品=Good”。しかし クリスチャンはGoodもBadも関係ない。」など・・

今は亡き虚空先生がアンダースの口を借りて言われたのでは?と思うこともあった。
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by ukishimakan | 2008-11-16 19:12 | 虚鐸 | Trackback | Comments(0)