陰翳の煌き

こども日本画研究室 ~最近の作品から~

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普段お世話になっている靴に感謝しながら描いた小学4年生の作品。



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金泥を塗り〝光琳かるた”をもとに描いた羽子板作品。



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裏面には、好きに自分なりに描く。胡粉/コチニール/焼白緑/カドミウムイエロー



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「スペイン土産の闘牛の菓子箱」5歳
右側に「うし」とサイン。


土曜日の午前中に こども達の教室がある。

それは賑やかで、いつも思いがけない時間となり

子供たちが去って行ったあとも、しばらくその余韻が残る。

きっと彼らはやり遂げた気持ちで、スッキリして帰ったのだろう。

自分の胸がスッキリしていることに気づいて、何となくそう思った…。




# by ukishimakan | 2019-03-14 23:47 | こども日本画 | Trackback | Comments(0)

神社絵馬 復元修復~板の修正~


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大絵馬の板の継ぎ目には、反り返らないよう竹が仕組んであるが、描かれてから約150年を経過した板は収縮し隙間が開いていた。


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こちらの大絵馬は板が薄く、反り返っていたので、一度板を取り外したあと継ぎ合わせ、表面から細めのビスで仮止めし修正する。


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場所によっては、木目が浮き上がって絵具がのせられないところは削り取る。

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剥落止めをしたところ‥。濡れている間は、絵具の色が深くなり、後の判別の参考になる。


# by ukishimakan | 2019-03-14 22:51 | 文化財 | Trackback | Comments(0)

熊本県北部の大絵馬

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大絵馬の修復相談があり、菊池の神社を訪ねた。

地域の人々によって大切に護られてきた境内は、神聖な空気に包まれている。

熊本県の北部には、文化財と呼ぶに相応しい大絵馬が数多く遺されているが、

どれも文化財に指定されておらず、殆どの大絵馬が消滅の危機にさらされている。

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「壇ノ浦合戦図」慶応元年(1865年)

150年の年月を経て、膠が弱り、日に日に顔料の剥落が進んでいる。

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「菊池七武者談義図」明治40年(1907年)

剥落止めを施し、鎧など剥落した部分には、元と同じ顔料を古色にて復元作業を行う。

あくまで、文化財的価値をなくさないように処置していく。

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「賤ヶ岳合戦図」 明治24年(1891年)






# by ukishimakan | 2019-02-06 01:12 | 文化財 | Trackback | Comments(0)

こども日本画研究室展2018

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嘉島町文化祭にて子供たちの作品を展示しました!


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# by ukishimakan | 2018-11-05 21:35 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

こども日本画研究室 2018

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皆、一生懸命に集中して描きました。

人数が多くて目が行き届かず、参加した子供たちに迷惑をかけた部分もありました。

その時、じっとお利口に待つ子、自分の判断で先に手を進める子、

他の子の作業を見つめて自分なりの答えを導き出そうとする子、

兄弟で解決する子、遊ぶ子‥など、さまざまでした。


じっと待つ子には、私を信じる その心の粘り強さに感心させられましたし、

自分で先に手を進める子は、結果的にある程度の自由さを与えたことで、

思いもよらないその子なりの面白い色形で描いていました。


また、他の子の作業を見つめて状況判断しようとしている子の眼差しには、

凛々しさを、兄弟で何とか協力して解決しようとする姿には、日本人らしい

思いやりを感じました。遊ぶ子は、アトリエ前の湧水で魚とりに夢中で、

子供らしい濃密な時間を過ごしてるからいいかな?と放っておきました。

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「か に」美濃紙・焼緑青・胡粉・雲母・水干・膠

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「モモとクリ」鳥の子・金箔・朱・胡粉・墨・水干・膠

今回は、以前こちらで習っていた第二高校美術科2年生のI君が、講師として

手伝ってくれました。彼は、芸大を目指してデッサンと制作に励んでいます。

将来、子供たちが「I先生にに習ったことがある!」と自慢する日がくるのでは?

と思ったりします。   

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# by ukishimakan | 2018-10-27 22:06 | 教室 | Trackback | Comments(0)

熊本県立美術館本館「細川コレクション第Ⅲ期」関連 日本画実技講座

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今年は「細川コレクション第Ⅲ期」の開催に合わせ、実技と観賞が一体化した講座が実現しました。

今回は、“武蔵の線”がテーマです。どこまで武蔵に迫れるか!挑戦してみませんか?

本物を観察しながら模写をするという大変貴重な講座です。受講者は、講座の期間中、自由に何度

でも展覧会に再入場できます。定員15人。申し込み→こちら

【開催日】117日(水)~ 9日(金)、1114日(水)~16日(金)(全6日間)

【時 間】13301630

【講 師】大塚浩平氏(日本画家・日本画工房浮島館主宰)

【場 所】本館文化交流室

【参加費】4,000円程度 (材料費込み)


# by ukishimakan | 2018-09-28 01:00 | 教室 | Trackback | Comments(0)

こども日本画研究室 / 伝統文化親子教室事業2018

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今年も夏休みから「こども日本画研究室」を開催しています。
幼稚園の年中さん~小学4年生の17人
なかなか目は行き届かないけれど
その分子供たちは 自分なりに考え描いていきます。



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絵皿に岩絵具を取り、膠で溶いていきますが、
小さな指一本では練るのも一苦労
人差し指と中指の二本で溶かせました。




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アトリエ近くの小径に咲き始めた彼岸花を採取し描いています。
美濃紙で揉み紙した後、スケッチを参考に
下描きなしで面相筆で直接描かせました。

今年は 第二高校美術科の男の子にも手伝ってもらいました。
秋には展覧会を予定しています。



# by ukishimakan | 2018-09-16 01:36 | 教室 | Trackback | Comments(0)