茶の湯 一月
軸は 「赤富士」
大亀老師 92歳の作品。
「東海 天高く 無事??」
最後の二文字が解らない・・
見事な富士である。
このように格調高くは なかなか描けないものである。
炉縁は 初釜のときは 漆黒に金泥で 青海波文が描いてあったが 今日の文様は海松文(みるもん)。
炉縁が変わるだけでネクタイを変えたように気分が変る。
※海松文とは 日本各地の海岸に生育する海松(みる)という藻を文様化したもので 平安時代の貴族の衣装などによく使われている。松の葉によく似ているので海松の漢字を当てたと言われている。
by ukishimakan
| 2009-01-14 17:00
| 茶の湯