陰翳の煌き

日本画工房浮島館「日本の宝展」模写の技法とその表現

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日本画工房 浮島館では、平安絵巻から近代日本画など古典絵画から模写を通して日本画に於ける素材感や線を学んでいます。そのお手本は国宝を始め、どれも日本の名品ばかり!


線を読み取り、素材を合わせ、経年変化による顔料の剥落までも緻密に写し取る「現状模写」から、経年変化の状態から描かれた当初を遡り復元する「再現模写」まで、模写の技法に魅せられた12歳~85歳までの36名 全100点の作品を展示致します。
加えて小学校低学年の子どもたちを対象に、本格的な日本画の画材を使いながら遊び感覚で学ぶ「こども日本画研究室」の子どもたちが描く"伊藤若冲の世界"も展示致します。


また、日本画工房 浮島館では、主に神社の大型絵馬や天井画など、県内に遺る古典絵画の修復・復元にも取り組んでいます。描かれた当初と同じ素材、同じ技法を使い、次の世代に向けての、地域文化の継承にも心を注いでいます。今回、消滅の危機に瀕しているこれら「地域の文化財」の存在の認知度を願うべく、その活動についても展開致します。


その一環として、剥落や損傷から復元修復によって甦った約300年前の肥後国4代藩主・細川宜紀公直筆の奉納絵馬(江戸中期)をはじめ、平成28年の熊本地震で全壊した益城町の神社から救出され、修復で甦った奉納絵馬(明治期)や、同じく修復途中で被災した建屋から救出された益城町所蔵の大型絵馬(大正期)、計4点も展示致します。


宜しくご高覧下さいますようお願い申し上げます。

日本画工房 浮島館
大 塚 浩 平




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by ukishimakan | 2018-03-29 18:22 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
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